軽井沢銀座通り中ほどの観光会館横から始まる “ テニスコート通り ” に、ミヒャエル・クーデンホーフ・カレルギーが
描いた『テニスコート通り』が掲出されました。この絵は、30余りの洒落た店が両側に軒を並べるテニスコート通りを
“魔法の街”のようにファンタジー溢れるタッチで描いたもので、訪れる人々に注目されています。
昭和の時代、皇太子と妃殿下となられる方のロマンスが生まれたテニスコートの周りは、明治初期から21世紀の今に
至るまで、内外の文化人が多く集まる素敵なリゾート地として軽井沢らしい雰囲気があります。
この作家は彼の母国
オーストリーから“共和国芸術名誉十字勲章”を授与され、日本とも深いご縁を持つ画家です。明治初期の日本から
遠いヨーロッパの貴族に嫁いだ“ミツコ”を祖母に、EU理念を提唱したリヒャルト・クーデンホーフ・カレルギーを伯父とした家系に生まれました。ウィーン造形美術大学卒業後は“ウィーン幻想派”を越えて、ヨーロッパの森羅万象をファンタジーの世界として描く、『夢見る画家』として国際的に高い評価を受けています。
照り映える紅葉の季節がまもなく到来します。ぜひ軽井沢を訪れて、本物の“テニスコート通り”と
ファンタジックな『テニスコート通り』をお楽しみ下さい！
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